建築士に向いているのはどんな人

建築士に向いている人ってどんな人なの?

建築士になりたいという人は、自分が建築士に向いているかどうか気になるのではないでしょうか。建築士に向いている人には下記のような特徴があります。
・美しいデザインが好き
建築士は美的センスが求められる仕事です。普段から美しいモノが好きだったり、美しいデザインに惹かれる、美術が好きというような人は、建築士に向いています。特に海外の歴史的建築物や国内の歴史的建築物などに興味があって、歴史や構造など様々なことを調べているというような探求心がある人は、建築士に向いているでしょう。
・理科や数学が得意
建築士の仕事では、理科や数学などに関係することが出てきます。例えば、構造を考える場合は、構造式で計算します。塗料を使用する際は、化学成分について知識がなければいけません。建物は衛生面も大事なので、カビや微生物などに対しての知識も必要となってきます。建物を建てる際は、地盤について調べなければいけないので、地学の知識も必要です。数学や理科などが得意だと知識を活かせるでしょう。

建築士になりたい!必要なスキルは?

建築士になりたい場合、どのようなスキルが必要になるのでしょうか。必要となるスキルについてまとめておきます。
・設計図を書くスキル
建物を建てる際は設計図を書かなければいけません。図面に関する知識が必要です。また、図面を作る際は、建築基準法や都市計画法といった各種法律の知識もなければ書くことができませんので、これらの法律についても学ぶ必要があります。
・管理能力
工事がどのように進んでいるのか、計画通り進んでいるのかというようなことを監督しなければいけません。多くの施工スタッフをまとめる力、指揮命令する力が必要です。
・構造に関する知識
建物が安全に利用できるように、構造に関してしっかり把握していなければいけません。また、土地の状態でどのような構造の建物にするのかが変わってきます。地学も詳しくならなければいけないのです。
・パソコンスキル
近年は、CADという専用ソフトで図面を書くことが増えています。パソコンを使って見積も作成しますので、パソコンスキルは必須です。お客様とのやり取りもメールが多いです。しかし、アナログで図面を書くこともまだまだあるため、どちらにも対応できる力が求められるでしょう。

建築士に向いていない人とは?

建築士に向いていない人は、空間把握能力の低い人です。図面から立体的なイメージができないというような場合は、建築士として活躍することが難しいでしょう。また、建築士の仕事は、コミュニケーション能力も必要です。人と接するのが苦手という場合は向いていません。

建築士になるためには?

建築士になるためには、大学で建築系の学科を専攻するのが良いでしょう。建築系の学科を先行しておくことで、一級建築士の資格を目指しやすくなります。建築系の学科を卒業すれば、建築事務所への就職もしやすくなるため、実務経験を積んで資格取得も目指せます。