自分で車の傷を直す

愛車についた傷は自分で直せる?

どんなに大切に使用している愛車でも、小さな傷というものはついてしまうものです。小さな傷を見つけると、何とかして綺麗に直せないかと思ってしまいますね。愛車の傷を直すために修理店に持ち込むと、予想以上に費用がかかってしまいます。できるだけ費用を抑えたいなら愛車についてしまった傷を自分で修理してみましょう。

まずはどのような傷か確認

愛車の傷を直したい場合は、まず傷を確認してください。傷がどのようなものなのかで、自分で修理できるのかそうでないのかが変わってきます。また、どのような傷なのかで修理方法も変わってくるので、傷を見立てることはとても重要です。

愛車の傷を直すための道具と方法は?

愛車についている傷が、とても小さく凹みが無いという場合は、タッチアップペンと呼ばれる筆塗タイプの塗料とエアータッチというスプレーを使ってみてください。タッチアップペンをエアータッチにセットして使用します。スプレーを使う前に、傷がある部分の汚れを落としましょう。洗車してから耐水のサンドペーパーを使用して、傷の部分を磨きます。サンドペーパーは、水で濡らしながら使ってください。水とペーパーで磨く際は、傷以外の部分に他の傷がついてしまわないように注意が必要です。目視と指先で確認しながら、磨いたらついている水と磨きカスを拭き取ります。そして、シリコンオフシートを用いて、傷や周辺の汚れを綺麗に落とします。ここまでが下準備です。そして。凹んだ傷を埋めていく作業に入ります。光硬化パテを用いて、傷の部分を埋めます。付属のヘラで丁寧に塗りましょう。自然乾燥させてから、耐水サンドペーパーで平らに整えていきます。
傷を埋める作業ができたら、最後に塗装です。塗装は、周りにスプレーが散らないようにビニールなどでカバーしながら行ってください。一度にスプレーしてしまうのではなく、傷の中心部の塗装を厚くするイメージで、塗装と乾燥を繰り返しながら仕上げていきます。塗装する際は、ボディの色と同じ色を用意しましょう。

愛車の傷を直す際の注意点とは?

愛車の傷を直す際の注意点として、下処理を丁寧に行うということが挙げれます。下処理を行わず、直接傷を埋める作業をしてしまうと、仕上がりが綺麗になりません。傷は目立たなくなるかもしれませんが、補修したということははっきりわかってしまいます。愛車を綺麗にしたいのに、思ったように綺麗にならなかった・・・ということになるでしょう。また、スプレーの色は慎重に選んでください。同じ青でも微妙に違います。スプレーの色は、目立たない箇所で同じ色なのか確認してみることをおすすめします。