自分で補修する場合は目立たない部分だけ
ジーンズはどんなアイテムと合わせてもぴったりで、コーディネートに失敗しないベーシックアイテムのひとつです。
とはいえ、便利だからと言って毎日のように着用していると、部分的に擦り切れてきたり、穴が開いたりしてしまうのも事実です。
特にジーンズは水分に弱く、長時間濡れたまま放置しておくと布地が弱り、穴が空くことが多いものです。
ジーンズの補修は、目立たない箇所であれば自分でもできますので、穴が空いてしまったジーンズは捨てずに再活用しましょう。
ただし、目立たない部分と言っても、股ずれの箇所は自分で補修してもうまくいきません。
自分で補修した場合にはまたすぐに破れてしまうことが考えられますので、プロにお願いしましょう。
ジーンズの穴を補修するのに必要な道具
ジーンズの穴を自分で補修するためには、ミシンを使います。
ジーンズの布地は分厚くて手縫いをするのは大変な労働ですし、手縫いでは補修した部分がすぐにまた破れてしまうことが考えられます。
ジーンズを補修するためには、特別に高機能なミシンである必要はありません。
「ミシンなんて何年前もに一度使ったきり、そのまま押し入れの奥深くにしまってある」という方も多いかもしれませんが、ミシンで補修をしておけば縫い目が長持ちするのです。
自分でジーンズを補修するためには、ミシンの他に糸とアイロン、そして接着芯が必要です。
接着芯はアイロンを当てるだけで記事に付着するので、補修部分を補強したい時には必ず使用します。
接着芯がない場合には、普通の当て布でも構いません。
糸に関しては、60番前後の細い糸を使用するのがおすすめです。
太い糸を使ってしまうと、補修の跡が目立ち、きれいに仕上がりません。
色は、ジーンズよりも少し薄めの色を選びましょう。
ジーンズの穴の補修方法
ジーンズの穴を補修する際には、まず最初にジーンズを洗濯しましょう。
チーズを洗うことによって、型崩れなども直すことができます。
次に、接着芯を、破れた部分よりも大きめにカットします。
接着芯は、ハサミで簡単に切ることができます。
洗って乾かしたジーンズを裏返しにして、穴が空いている部分に接着芯を当て、アイロンで固定します。
アイロンは滑らせるのではなくて、上から圧力をかけるようにして接着芯を布地に密着させます。
ジーンズを表に返し、接着芯を貼り付けた部分にミシンをかけます。
返し縫いなども混ぜながら、ゆっくりと丁寧に塗っていきます。
縫い終わったら、再びジーンズを裏返して、接着芯の余分な部分をハサミで切ります。
プロに依頼した場合には、補修費に2,000円前後かかります。
ミシンが手元にあってすぐに作業ができるのであれば、自身でリペアするのもおすすめです。