服に穴が空いてしまった!補修する方法は?
お気に入りの洋服に小さな穴が空いてしまった場合、補修することはできるのでしょうか。その服の素材や穴の大きさにもよりますが、小さなほつれ穴であれば自分で補修することは可能です。補修することで、お気に入りの洋服を長く着ることができます。縫い目がほどけた場合は、縫い目を縫い直す、布地が破れているという場合は、糸で穴をふさいだり、あて布をして穴をカバーします。
服に空いた穴を補修するための道具は?
服に空いた穴を補修するために必ず必要になるのは針と糸です。この時、糸の色は服の色と同じ色を使うようにしましょう。同じ色を選ぶことで補修した部分を目立たなくさせることができます。ただし、縫い目が表に出ない場合は、他の色の糸でも問題ありません。また、同じ糸が用意できない場合は、あえて異なる色を使って、それをアクセントにしてしまうという方法もあります。針は、布地に合うものを選んでください。分厚い布地を縫う場合と、薄い布地を縫う場合では使用する針の太さを変えなければいけません。薄地用の針は細く、分厚い布を縫う針は太いです。分厚い布を縫う際に太い針を使うのは、より縫いやすくするためと針が折れてしまうのを防ぐことが目的です。あて布を用意する場合は、布地と近い色にするか、全く異なる色にして目立たせるかどちらかになります。できれば同じ素材の布を用意するのがおすすめです。
服に空いた穴を補修するやり方は?
服に空いた布を補修するやり方をまとめておきます。まずは、糸を必要なだけ取り出してください。この時余分かなと思うくらいにしておくほうが安心です。針に糸を通して、玉むすびします。ほつれている部分を縫うために布地を裏返してください。裏返したらほつれている部分の少し手前から縫い目に沿って縫います。この時、手縫いでもできますが、ミシンを使っても問題ありません。縫い目を揃えて細かく縫うことで、より綺麗に丈夫に仕上がります。ほつれていない部分まで少し余分に縫いましょう。そして縫い終わったらしっかり結んで留めます。
大きくあいた穴は補修できるの?
ほつれを直すのは簡単ですが、大きく穴が空いてしまっているという場合、補修することはできるのでしょうか。少し技術は必要ですが、補修できないわけではありません。その場合は、まず穴の大きさをはかってください。大きな穴はあて布が必要です。あて布は穴の大きさよりも少し大き目の布地を用意しましょう。ここでは、あて布を使用する方法で説明します。あて布を穴の裏側にあてて穴にシワができないようにツウイしながら穴の端をあて布を縫い合わせてください。ミシンで縫うとスムーズです。細かくあて布と布地を縫い合わせることで綺麗に仕上げることができます。