時計制作だけでなく修理も手掛ける時計職人

時計の画像

時計職人さんは時計を作るだけじゃない

時計は時間を知るために必要なアイテムですが、装飾品でもありマニアも多く、世界にはたくさんの時計ブランドがあります。
そんな時計を組み立てたり、新商品を作ったり、修理するのが時計職人です。

時計は部品も小さく細かく、種類も豊富なので時計職人は時計について深い知識を持っていなければなりません。
種類によって内部の構造も違うので、様々な知識が必要となる仕事です。

腕時計に置き時計、壁掛けの時計もありますし、古いものから新しいものまで、時計職人は色々な時計を扱います。
時計職人は時計を作るだけじゃなく、古くから作られてきた伝統的な技術を理解し、時代に関係なくどんな時計でも修理できるよう、技術を磨くことが必要です。

どうすれば時計職人になれる?

時計職人になるためには時計の内部のことや部品のことなど多くのことを勉強しなければなりません。
専門学校や大学に行かなくても技術を身に着け活躍することもできますが、現代では大学や専門学校で機械工学や金属工学、デザインなどを学び、時計の制作や修理に関し、基礎知識を身につけてから就職する人も多いです。

時計職人を目指せる専門学校も国内にいくつかあります。
専門学校、大学、また短大などでも時計、メガネ、宝飾などの知識を学べる学校がありますので探してみるといいでしょう。

時計職人に向いている人はどんな人?

時計といっても色々で、ビルや学校に取り付けられている大きな時計から、女性用の小さく華奢な時計、それにストップウォッチや懐中時計など、形も耕造も時計によって異なります。
特に腕時計は部品も細かく、精巧な部品を扱い作業しますので、手先は器用な方がいいでしょう。

中には値段が付けられないような価値のある時計を修理してほしいと依頼してくることもありますので、部品を壊さないように集中力をもって修理しなければなりません。
集中力も根気もいる仕事なので、時間をかけてもコツコツ1つ1つ丁寧に作業できる人が向いています。

時計職人としての就職先は?

時計職人の主な就職先は時計店や時計メーカー、またその時計メーカーから修理などの依頼を受ける会社などが挙げられます。
こういったところで時計修理、時計制作の技術を学びながら、「時計修理技能士」の取得も考えましょう。

時計修理技能士は技能検定制度(国家資格)の1つで、都道府県職業能力開発協会が実施しています。
時計修理に関する学科と実技試験することで取得でき、3級から1級までレベルアップも可能です。
1級はアナログ水晶腕時計の分解・部品交換・洗浄など指定の操作を行います。
3級は実務経験3年以上で受験できるので、経験年数ごとにチャレンジしてみるtお良いでしょう。